一級自動車整備士 過去問 令和7年 No.4 エンジン電子制御装置

問題本文

クランク角センサなどに用いられている図1の信号電圧特性をもつ図2の光学素子式センサ回路に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

 


(1)
ロータを回転させたとき、V1とV2に規定の信号電圧が発生し、かつ、等しければ、信号線と信号アース線は正常だと考えられる。V1とV2の電圧値が異なる場合、信号線の断線、信号アース線の断線が考えられるが、電源線の断線は考えられない。

(2)
ロータを回転させたとき、V3とV4に規定の信号電圧が発生し、かつ、等しければ、信号線は正常だと考えられる。V3とV4の電圧値が異なる場合、信号線の断線が考えられるが、信号線と信号アース線との線間短絡は考えられない。

(3)
ロータを回転させたとき、V5とV6の電圧値が異なる場合、信号アース線の断線、信号アース線の抵抗の増大が考えられるが、V6からエンジンECU内の入力回路までの断線は考えられない。

(4)
ロータを回転させたとき、V1に規定の信号電圧が発生しない場合、光学素子式センサの異常、電源線の断線、電源線の短絡(地絡)、信号線の短絡(地絡)、エンジンECU本体の異常が考えられるが、信号アース線の断線は考えられない。

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回答

(4)
ロータを回転させたとき、V1に規定の信号電圧が発生しない場合、光学素子式センサの異常、電源線の断線、電源線の短絡(地絡)、信号線の短絡(地絡)、エンジンECU本体の異常が考えられるが、信号アース線の断線は考えられない。も考えられる。

 

解説

(1)
図の回路において、もし電源線が断線していれば、V1とV2はそれぞれ0Vとなるため、電源線の断線は考えられません。よって適切な選択肢です。
(2)
信号線と信号アース線が線間短絡していると、V3とV4もともにアース側と同電位となり0Vとなるため、V3とV4も同じ電圧となります。よって線間短絡は考えられず適切な選択肢です。
(3)
V6からエンジンECU内の入力回路までに断線が発生している場合、V5とV6の電圧が同じ5Vとなり、断線は考えられません。よって適切な選択肢です。

 

 

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